
民事訴訟法の傾向(短答式)
こんばんはマークです。本日は民事訴訟法(短答式試験)の傾向について記録しておきたいと思います。
他の科目でも記録しているのだが、出題される範囲は大体決まっている。テキスト全体からすれば本当に限られた範囲にとどまっていると感じた。
でも、2~3問は色々な項目に横断的に聞かれる質問もあったりするので、各項目毎だけでなく、項目同士が知識の中でつながっている分野も必要であるということなのだと思う。
R4年を見ていないのだがR5とR7は構成が何となく似ている。1年おきにそうなるのか?後刻調査してみようと思う。
さて、それでは直近3年間の出題内容をみてみよう。内容は個人的な調査であるが、以下の通りです。
- 裁判主体に関する問題/民事裁判権・管轄/管轄 ~R5
- 裁判主体に関する問題/民事裁判権・管轄/訴訟の移送 ~R7
- 当事者に関する問題/訴訟上の代理人/全般 ~R6
- 訴え提起/訴えの概念と種類/全般 ~R7
- 訴え提起/訴えの手続き/全般 ~訴状等 ~R5
- 訴え提起/訴えの手続き/送達 ~R5、R7
- 訴訟物と処分権主義/処分権主義/申立事項と判決事項 ~R6
- 訴訟要件/訴えの利益/全般 ~R7
- 訴訟要件/訴えの利益/将来の給付の訴え ~R7
- 訴訟要件/当事者適格/全般・選定当事者 ~R5、R7
- 訴訟の審理と口頭弁論/口頭弁論の準備/争点整理 ~R5
- 訴訟の審理と口頭弁論/口頭弁論の準備/準備書面(161条以下) ~R6
- 訴訟の審理と口頭弁論/口頭弁論の実施/訴訟手続きの停止 ~中断・受継 ~R6
- 審理の進行と当事者の訴訟行為/当事者の申立権・異議権(責問権) ~R6
- 弁論主義/弁論主義と職権探知主義/全般 ~R5
- 弁論主義/弁論主義の修正・補充/釈明権の行使 ~R7
- 弁論主義/弁論主義の修正・補充/専門委員制度 ~R5×2問(若干証拠分野ともかぶる)
- 証拠/証拠調べ手続き/全般 ~R5
- 証拠/証拠調べ手続き/証拠調べの実施 ~証人尋問・鑑定・書証 ~R6、R7
- 証拠/証拠調べて続き/証拠保全 ~R6、R7
- 当事者当事者の意思による訴訟終了/の意思による訴訟終了/訴えの取り下げ/全般 ~R6
- 当事者当事者の意思による訴訟終了/訴訟上の和解/全般 ~R6
- 終局判決による訴訟終了/判決の効力/全般 ~R7
- 終局判決による訴訟終了/既判力/全般(論文でも使う) ~R5、R6
- 複数請求訴訟/反訴/全般 ~R7
- 多数当事者訴訟/共同訴訟・三面訴訟/全般 ~R5、R6×2問
- 上訴/控訴/全般 ~R6、R7
- 上訴/上告/全般 ~R5、R7
- 横断① 訴訟行為の時期 ~口頭弁論後は良いか?弁論準備手続後は良いか?証人尋問後は良いか?一審判決の言い渡し後は良いか?控訴審では良いか? ~R6
- 横断② 証拠の収集、証拠調べ ~訴え提起前の証人尋問、書証の原本は裁判所がホールドできるか?検証の申し出はいつできるの?送付の嘱託の可否、調査の嘱託の可否。 ~R6
- 横断③ 民訴上の制裁 ~控訴棄却をしたが控訴人の目的がもっぱら遅延目的であった場合に手数料を多くとれるか?予納なければ訴状却下か?準備書面の遅延で費用負担を課せられるか?第三者が文書提出命令に従わないので過料とできるか? ~R6
- 横断④ 訴訟行為と条件(停止条件、解除条件) ~R5
- 横断⑤ 調査の嘱託 ~R5
- 横断⑥ 裁判所の職権 ~R5
コアになる部分とその周辺知識を聞いてきているなということで問題の構成は何となく分かりやすい気もする。中身の難易度は別として…(結構、何これ?っていう肢もあったりする)。幹になる部分と枝葉のところで力の入れ方を考えながら対応していこうと思う。
対策
過去問の徹底的な反復練習と条文の正確な理解が必要な科目。短答プロパーと論文にも使えるものがあるのでよく吟味して時間のかけ方を考える。周辺知識も散らして問われるので浅く知っておく必要もある。
判例の知識も問われるので別途抽出予定。事実・既判・結論を整理して覚えることが必要。
まとめ
手続き関連の法律なので条文知識を基礎としてどんな決め事があったかな、どういう論点があって、どういった判例が出ているのか等をよく理解しておく必要がある。また多数当事者訴訟の辺はゴチャっとしているので整理しながら対応していこう。
みなさんも是非参考にしてみてください。それではお休みなさい。


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