行政法の傾向(短答式)
こんばんは、マークです。本日は行政法(短答式試験)の傾向について記録しておきたいと思います。
内容を振り返ってみて気付いたことはやはり他の科目と同様で、出題される項目はかなり限定されているという印象である。しかしながら行政法ってなんだかよく仕組みが分からないところも多く、あれ、これについては行政庁が取り消しできるって言ってたはずなのに、この事案ではできないの?なにそれ?みたいなことが多く起こっている気がするのです。
項目は絞られているのに、行政法って点数がなかなか取れない(平均点も低め)科目。それは全部の肢の回答が正解しないと点をくれない問題が多いからだ。正解はア~エのうちのどれ?とかではなく、全ての肢の正誤を示しなさいとなっているものが多いので条文とかしっかりと根拠をもって回答できなければ点数をくれないのだ。記憶するのが一番だが、何か良い解決策はないか考えよう。
さて、それでは直近4年間の出題項目をみてみよう。内容はざっと以下の通りです(個人的な調査による)
- 行政のしくみ/国の行政のしくみ/内閣・組織の構造 ~R6-24…今まであまり出ていない気がする、R8-24
- 行政活動/行政行為 ~意義・効力・効力の消滅 ~R5-13、R7-13
- 行政活動/行政裁量 ~覊束行為・裁量行為・構造・司法的統制 ~R5-15、R6-15、R7-15、R8-15(ここのセクションは判例知識を問われる)…毎年だね
- 行政活動/非権力的な行為形式/行政指導・行政契約 ~R5-16、R6×2問-17・18、R7-16、R8-16…毎年なんだね
- 行政活動/行政上の強制措置/強制執行 ~R5-17、R8-17
- 行政活動の手続的統制/行政手続法 ~申請に対する処分・不利益処分・意見公募 ~R5-14、R6-15、R7-14、R8-14 …毎年だね
- 情報公開/情報公開法/全般 ~意外と頻出 ~R5-18、R7-17、R8-18
- 行政争訟法/行政不服申立て/全般 ~R5-24、R7-24、R8-13
- 行政争訟法/行政事件訴訟法/類型・訴訟要件(処分性・原告適格・訴えの利益)・審理・仮の義務付け・仮の差止 ~花形部分で毎年4問出る~R5×4問-19~22、R6×4問-19~22、14も絡む、R7×4問-18~20、22、R8×4問-19~22
- 国家補償法/国家賠償・損失補償 ~どちらかが出る ~R5-23、R6-23、R7-23、R8-23…毎年なんだね
行政事件訴訟法のところが大量に出題されるので、他の科目に比べても項目の範囲はパット見は狭い。しかしながら前述の通り、肢全部を正解にもっていかなくてはならないので大変は大変。
対策
条文で必要なところは必ず押さえる。行政救済法(不服審査、抗告訴訟)のところは条文、訴訟要件、勝訴要件を確実に覚えておく。
判例は論理と理由(結論だけではなくどのような論理で結論に至ったのか)を正確に覚えよう。(問題点、結論、理由づけをまとめておこう)
過去問は理解を重視する。正誤だけでなく、根拠の理解が重要。根拠が説明できるようになるまで深める。
判例は別途抽出予定。条文素読はした方がよいが各項目を理解したうえでやろう。
まとめ
本日は行政法について過去3年間の過去問をざっとみて洗い出しをしました。やはり見返すことで重要なポイントやなぜ点数が伸びないのか、じゃあどうすれば良いのかといったことについて自分なりに頭の整理ができたと思います、
みなさんも是非参考にしてみて下さい。それではおやすみなさい。


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