刑法 まとめ(短答式)

短答式 刑法

刑法の傾向(短答式)

こんにちはマークです。本日は刑法(短答式試験)の傾向について記録しておきたいと思います。

おっと、その前に、刑法で気をつけなければならない試験への心構えがあった。刑法に限らないが、特に刑法には今から述べる特長があるので注意しよう。

★1:第1問目の難易度に注意~これは何年かに一度あるようであるが、第1問目に難題をもってきて、気づかずに時間を食われた奴をふるい落とす部類のものだ。そこで時間を使いすぎると他の問題はおろか、一連のなかで対応しなくてはならない刑事訴訟法の問題もできなくなってしまうので本当に注意が必要だ。難しかったら飛ばして次の問題に移る。割り切らないといけない。

★2:各論と総論が入り混じってというか交互ぐらいに出されて、頭のなかの切り替えが大変かも。よってこれについては総論と各論を分けて自分の得意項目から回答しても効率があがるかもしれない。今まであまり考えていなかったが、今回改めて確認をし、これは脳みそがバグるかもしれないなあと感じたので今後の学習の中でベストな対応を考えていく。

★3:全体をみたときに穴埋めが多い時がある。これは全体的に時間を要するはずなので、タイムマネジメントがとても大切になる。各問題の頭から真面目に答えが分かればよいのだが、そうは簡単ではないので、その中で絶対これは合っている箇所をいかにして見つけ出して選択肢を選ぶかだよね。これも注意が必要と思う。

★4:毎回最後の2問は判例の正誤を各分野から出してくるイメージ

さて、やっと出題内容について書いていこうと思います。直近3年の出題内容はざっと以下のようなものになります。(個人的な調査による)

  1. 総論/違法性阻却事由/正当防衛 ~急迫不正、自招侵害、予期、反撃 ~R6、R7
  2. 総論/違法性阻却事由/緊急避難 ~判例の立場 ~R5、R7
  3. 総論/責任/原因において自由な行為 ~心身喪失・酒の力を借りての場合はどう考える? ~R6
  4. 総論/未遂/中止未遂 ~主観説、客観説等の説の知識 ~R6
  5. 総論/未遂/不能犯 ~殺意、不能犯 ~R5
  6. 総論/共犯 ~判例や共犯の従属性 ~R5、R6
  7. 総論/共同正犯 ~判例、説等 ~R5、R6、R7 …毎年ですね
  8. 総論/罪数 ~判例等 ~R5、R6、R7 …毎年ですね
  9. 各論/生命・身体に対する罪/殺人の罪 ~成立の要件、判例、未遂含む ~R6×3問
  10. 各論/生命・身体に対する罪/傷害の罪 ~暴行罪、傷害罪 ~R5
  11. 各論/生命・身体に対する罪/堕胎の罪 ~判例 ~R6
  12. 各論/自由に対する罪/脅迫罪・強要罪 ~相手の了知が必要か? ~R6
  13. 各論/自由に対する罪/住居を侵す罪 ~130条、判例、不退去罪、囲繞地 ~R7
  14. 各論/秘密・名誉に対する罪/秘密を犯す罪 ~信書開封罪、秘密漏示罪 ~R6(短答プロパー)
  15. 各論/秘密・名誉に対する罪/名誉に対する罪 ~230条Ⅰ、Ⅱ、公共の利害、公然、伝播性、法人は対象、抽象的危険犯、親告罪、侮辱罪との差、判例 ~R7
  16. 各論/信用・業務に対する罪/業務妨害 ~判例での業務の定義、業務執行妨害と公務執行妨害等 ~R6、R7
  17. 各論/財産に対する罪/全般 ~R6
  18. 各論/財産に対する罪/窃盗の罪 ~★頻出~判例、窃盗罪、親族相盗例 ~R5、R6、R7
  19. 各論/財産に対する罪/強盗の罪 ~★頻出~判例、1項強盗、2項強盗、事後強盗等      ~R5、R6、R7 …毎年ですね
  20. 各論/財産に対する罪/詐欺の罪 ~★頻出~判例、詐欺罪、電子計算機使用詐欺罪 ~R5、R7
  21. 各論/財産に対する罪/恐喝罪 ~判例等 ~R6×2問
  22. 各論/財産に対する罪/盗品等に関する罪 ~全般 ~R5
  23. 各論/財産に対する罪/毀棄・隠匿の罪 ~公用文書等毀棄罪の判例 ~R6
  24. 各論/公共の平穏および安全に対する罪/放火・失火罪 ~★頻出 ~R5、R6、R7…毎年 
  25. 各論/取引の安全に対する罪/文書偽造の罪 ~公文書偽造罪、コピーの扱い、公正証書原本不実記載罪、虚偽公文書、基礎知識と判例 ~R6
  26. 各論/取引の安全に対する罪/通貨偽造の罪 ~判例 ~R5
  27. 各論/風俗に対する罪/賭博および富くじの罪 ~単純賭博、常習賭博等 ~R5、R7
  28. 各論/国家の作用に関する罪/公務の執行を妨害する罪 ~公務執行妨害 ~R5、R7
  29. 各論/国家の作用に関する罪/犯人隠匿および証拠隠滅の罪 ~教唆も含む ~R5、R7
  30. 各論/国家の作用に関する罪/偽証の罪 ~判例 ~R5、R7

さて「こんなにもあるの?」って感じにも思えますが、テキスト全体の中からしたらすごい限られた範囲から出題されていることが理解できた。よってこの分析はとても意味のあるものであった。(有料級)

対策

短答式はどれもT社の短答過去問〇ーフェクトを使いながら、知識の定着度合をみて肢別本を何か探して対応する(憲法と同様)。

判例についてもやらないといけないので別途抽出予定。

穴埋め問題はとにかく慣れが必要。過去問を何回もやることが一番だと現時点では考えている。

まとめ

本日は刑法の過去3年間の短答式問題をざっと見て、洗い出しをし、自分の頭の中の整理を実施。範囲が意外と限定されていたことには自分のイメージと違っていて、意外な気づきだと感じたし、どこに力を入れていけば良いのかといった戦略上の地図にもなると感じた。

みなさんも是非参考にしてみて下さい。それではお休みなさい。

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